2月11日(日)17:30~18:30インドアアリーナABで行われる林伸伍選手、佐藤賢希選手・稲葉将選手・樺島慶子氏・月川万里子氏よる馬場実技講習。
■講習内容■
馬場馬術の点数はどのようにつけられ、ジャッジにより評価はどう異なるのでしょうか?
馬場馬術を志す方だけでなく、競技会を目指したことのある方なら誰しも、試合の点数はどのようにつけるのか? 審判によって点数は変わるのか? 馬場の技術は一朝一夕で向上するのか? などの疑問を感じたことがあるはず!
みなさまのさまざまな疑問を、一流のジャッジとライダーに実践しながら解説していただきます!
馬場馬術において高評価を獲得するコツなど、世界を舞台に第一線で活躍する、馬場馬術競技選手林伸伍さんと総合馬術競技選手佐藤賢希さんをはじめとするトップライダーたちと国内外で活躍する数名のジャッジに、実際の演技を通してトーキングディスカッションをしてもらいます。
1.実は馬場が苦手…とおっしゃる総合馬術選手の佐藤賢希選手に、実際に3課目Aのコースをまわっていただき、ありがちなミスや、コースをまわる上での疑問点を受講者のみなさまと共有していただきます。
2.その後、馬場馬術選手の林伸伍選手、馬場の審判である月川氏、総合の審判である樺島氏にアドバイスをいただきます。
3.佐藤賢希選手に、もう一度コースをまわっていただき、アドバイスにより、どのように上達したかを受講者の方と一緒に共有します!
馬場馬術の疑問を佐藤賢希選手と一緒に一挙に解決!
ざっくばらんに馬場馬術を語り合っていただきます。
その後、パラアスリートの稲葉選手に騎乗していただき、パラドレッサージュとドレッサージュとの違い、障がいをどう克服して騎乗しているのかを、JRADの河野さんにご説明して頂きます。
それぞれ一流の舞台で活躍する方たちの演技から学べる貴重な機会です。
みなさま奮ってご参加くださいませ!
■講師略歴・活動■
◆林伸伍氏◆
北海道札幌市生まれ。ほくせい乗馬クラブに勤めていた伯母の影響で3歳から乗馬を始める。
明治大学馬術部では馬場馬術・障害馬術・総合馬術の3種目に取り組む。
大学2年で挑んだ全日本ジュニア馬場馬術大会のヤングライダー選手権で優勝。4年生時の2006年にもこれを制し、
以後専門を馬場馬術に定める。
大学卒業後、単身ドイツに渡り本場ヨーロッパの馬場馬術を学んだのち、東京乗馬倶楽部を経てアイリッシュアラン乗馬学校に所属する。
2010年の広州アジア大会で日本人最高の個人5位とし、2014年の仁川アジア大会では団体銀メダルを獲得。
2018年の世界選手権では日本人最高の46位の成績を残した。
国内では2014年、2016年、2018年に全日本馬場馬術選手権を制している。
2017年12月のCDI3* Gotembaではオリンピック出場経験のあるエクゥィスクリアウォーターとともにグランプリ自由演技で74.875%という高得点を記録した。
2020年東京オリンピック馬場馬術選手日本代表を務める。(Wikipediaより引用)
◆佐藤賢希氏◆
総合馬術選手
長野県小川村の明松寺に生まれ、併設された乗馬クラブで小学生のころからトレーニングを重ねた。
2010年広州アジア大会 個人、団体金メダル
2010年ケンタッキー世界馬術選手権出場
2012年ロンドンオリンピック出場
2022年全日本総合選手権優勝
2023年全日本障害MAクラス決勝 優勝
◆稲葉将氏◆
・肩書 パラアスリート
・プロフィール
小学校6年生から身体のリハビリを主な目的として乗馬を始める。
その後東京オリンピック・パラリンピック開催が決定したことを一つのきっかけに競技選手としてチャレンジしたい気持ちが芽生え始め、現在の練習拠点でもある静岡乗馬クラブへ入会し、競技選手としての活動をスタートさせる。
2018年にアメリカ・Tryonで開催された世界馬術選手権に日本代表として初出場を果たす。
1年の延期を経て行われた2021年の東京パラリンピックではパラリンピック本大会で日本人選手として初めて70%を超える歴代最高スコアを記録したほか、パラ馬術日本代表チームの主将も務めた。
また2022年8月デンマーク・Herningで開催された世界馬術選手権にも出場し、
現在は今夏開催のパリパラリンピック出場へ向けてトレーニングに励んでいる。
・シンプレクス・ホールディングス株式会社・静岡乗馬クラブ所属
・TOKYO2020 パラリンピック競技大会 日本代表
・2018年・2022年 世界馬術選手権大会 日本代表
・一般社団法人日本障がい者乗馬協会(JRAD)強化指定選手
・日本パラリンピック委員会(JPC)アスリート委員会 委員
・一般社団法人日本障がい者乗馬協会(JRAD)アスリート委員会 委員長
◆月川万里子氏◆
高校、大学と馬術部に所属。現在は大学馬術部コーチも務め、乗馬も続けている。
FEI(世界馬術連盟)eventing(総合)審判 レベル2 / 日本馬術連盟所属
ドイツ在住、8年前よりヨーロッパ各地の総合馬術の試合審判(馬場/障害/クロスカントリー)として活動しております。
近年で印象的な審判経験は、ドイツMarbach, フランス Jardy, ポーランドStrzegom, イギリスBelsay, アイルランドなど各地では常に新しい選手たちと遭遇しますし、有名選手の審判をできるようになったのはここ三年です。
また、時々現地で日本の総合のオリンピック選手とお会いできるのは大変嬉しい時間です。
審判においては常に緊張の連続ではありますが活動することにより、新しい出来事、出会いが常についてくるのは大変興味深い役目です。